「何でやっちゃうの?」子どもへの伝え方|母と子のコミュニケーション
第5話
ボク、料理運ぶの手伝って!
わかった!手伝ってあげる!
この大きなお鍋をテーブルまで持っていってね。
落とさないでね!
お汁もあるからこぼしちゃだめよ!
大丈夫だよ。ママ。
ママは、心配してあげてるの!
絶対に落としちゃだめよ!
ガッシャーん!!!!!!
ほら~、落としたじゃないの?
あれだけ、落とすなって言ったのに・・・!
だって……。
ボク せっかくお手伝いしてるのに叱られて可哀そうですね。ボクは、なぜママがあれだけ注意しているのに、落としちゃったんでしょうか?
その原因は、ママがしつこく[落としちゃダメ]と言っているからなんです。
このサイトでは、何度もお伝えしてますが、人はイメージしたことを行動に移します。
それに加えて、脳は否定語も肯定語と同じように扱っています。ママが「落としちゃダメ!」って何度も何度も 言えば言うほど、ボクの頭の中のイメージは、お皿を落とすイメージが強くなっていくのです。そしてその結果、落としてしまうのです。
頭の中では、落とすイメージが頭に浮かぶ⇒そのイメージ(落とす)がダメ と考え整理しています。
頭の中に浮かんでいるのは、お皿を落とす姿 です。
*関連した記事を掲載しております。是非こちらもお読みください。
コミュニケーションを高める|肯定的なイメージで幸せになる
あなたも経験ありませんか?
例えば、「この話誰にも言っちゃダメ!」って言われると、逆に言いたくなりませんか?
「緊張しちゃだめよ。緊張するとミスしちゃうからね。絶対に緊張しないでね。」かえって緊張しちゃいますよね?
では、ママはボクに対して どう言えば良かったんでしょうか?
「ボク、お皿をしっかり持って運んでね!」です。すると、ボクの頭の中のイメージは、お皿をしっかり持って運ぶイメージが浮かびます。
是非、試してください。効果は抜群です!
最後までブログ読んでくれてありがとうございます。
今日は、きっと良い日だよ!
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