コールセンターで、コミュニケータに研修をやっているのですが、お子さんをお持ちのパートの奥様達が多いです。
そこで、彼女たちに気軽に読めて、ちょっと考え方が変わるような、冊子を作りたいと思ってました。
50話近く書いてみたので、アップしてみます。
タイトルは、[ママ大好き]としました。
内容は、ママとボクの日常会話です。
今は、文字だけですが、最終的には4コマ漫画みたくしたいです。
そのサンプル[イメージ画像]も付けてみました。
ママ大好きsample
第１話
今日、突然雨が降った。ボクも友達もずぶぬれ。
だから、おもいっきり雨にぬれて遊んだ。
楽しかったよ。
でも、ママは面白くないみたい。
第２話
今日、猫の鳴き声を真似してみた。
一生懸命聞いたよ。
[Mum にゃーうわうおんmmmmmmm。]
ママに尋ねた。「猫の鳴き真似できる？」
「にゃー。」でしょ。
第３話
ボク「赤、黄、緑」
ママ「違うわよ。ド、レ、ミでしょ？」
ボク「こげ茶色にちょっと紫を混ぜた感じ。」
ママ「何言ってんの？あひるの鳴き声よ？」
ボク「ボクには色が写るんだけど、おかしいの？」
第４話
ママ「まだ、やってんの？」
ママ「同じことばかりずっと続けて。よく飽きないわね？」
ボク「ママのため息とおんなじだよ。」
第５話
一緒にコンサートに行った。
ボクもママも立ち上がって、手拍子したよ。
ママ「なぜ、立ち上がったの？」
ボク「すごく楽しかったから。ママは？」
ママ「みんなが立ち上がったから。」
第６話
ママ「願えば、望みは叶えられるんだって。ボクがんばりなさい。」
ママ「ボクは、将来何になりたいの？」
ボク「ウルトラマン！！！」
第７話
ママ「どう。似合う？」
ボク「素敵だね」
ママ「そうでしょ。このブラウス欲しかったのよ。」
ボク「違うよ。欲しいもの買った時、ママがボクのこと怒らないことが素敵なの。」
第８話
動物園にて
ママ「いいわね。ペンギンって。」
ママ「何も考えないで、ぼーっとしてて。」
ボク「もしかしたら、誰よりもこれからの地球環境について考えてるかもよ！」
第9話
今日は、ママがずっとそばにいてくれた。
ママが笑ってる。ボクも笑ってる。
ママ「なぜ、笑ってるの。」
ボク「ママが、ずっとそばにいてくれるから。ママは？」
ママ「ボクが、ずっとそばにいてくれるからよ。」
ママ 大好き！！！
第10話
ボク「あっ！！ ヘリコプターだ！！」
ママ「バタバタうるさいわね！」
ボク「ふーん。なるほどね。」
ママ「なるほどって何よ？」
ボク「ヘリコプター作った人、かぶとむしから作ったんだ。」
ボク「だって、飛ぶ音が同じだよ！」
第11話
ママ「なるほど。未来の夢を絵に描いてみると叶うのか？」
ママ「ボク。一緒にやってみる？」
ボク「ママは、黒色があれば良いんじゃない？」
ボク「いつも お先真っ暗って言ってるじゃない？」
第12話
友達とケンカして
ママ「みんなと仲良くしなきゃだめよ。友達なんだから！！」
ボク「わかった。ママもボクのカエルちゃんやザリガニ君と仲良くしてよね。」
ボク「家族なんだから！！！」
第13話
ママ「ボク、聞いててね。」
ピアノで、隣合わせの「シ」と「ド」を一緒に弾く
ボク「うぇー！ 汚い音。」
ママ「でもね。」
「ソ」「シ」「ド」「ミ」を一緒に弾く。
ボク「うわー！虹の音だ。ウチの家族の音だ！！」
ママ「ボク。」
ママ大好き！
第14話
ボク「リンゴが１つありました。そこへ、友達がもう１つリンゴを持ってきました。・・・」
ママ「何してるの？」
ボク「ザリガニ君に足し算教えてるの？」
ママ「バカね。そんな事出来るわけないでしょ！！」
ボク「そんな事ないよ。ママが3日間ボクの事1回も怒らないよりは、可能性あるよ。」
第15話
ボク「ママ。この絵見て。すごいでしょ！！」
ママ「うわー。すごいね。いっぱい色使ったんだね。」
ボク「違うよ。5つの色だけで、いっぱい色作ったことがすごいんだよ。」
第16話
とんぼ、アリさんの橋、竹とんぼ、バッタ、カタナ、魔法使いのつえ、目を回す道具
たいこのばち、リレーのバトン、電柱、けんだま、花火・・・・・・。
ボク「ママ。これ なーんだ？」
ママ「割り箸。」
第17話
ママ「なぜ、できないの？こんな簡単なことなのに！」
ママ「なぜ、やらないの？すぐに終わるでしょ！」
ママ「なぜ、やってしまうの？ダメだって言ったでしょ！」
ママ「なぜ？」「なぜ？」「なぜ？」
ボク「あのねママ。ボクとママは違うんだよ！！」
第18話
ボク「ママ！なぜ、ちょうちょは空を飛べるの？」
ボク「ママ！なぜ、雲はいろんなかたちに変身できるの？」
ボク「ママ！なぜ、お星様は昼間は隠れちゃうの？」
ボク「なぜ？」「なぜ？」「なぜ？」
ママ「あのねボク。ママはとっても忙しいの！！」
第19話
ポカポカ、ポワーン、ホワホワ、サー、スウァー、ヒュー、サササ・・・・
ママ「何言ってるの？」
ボク「あたたかいとすずしいの間には、いくつコトバがあるか探してるの。」
第20話
ママ「ボクの手って、あったかいね。」
ボク「ママの手って、やわらかいね。」
ママ「あっ！ 帰りに肉まん買って帰ろうか？」
ボク「うん。半分こずつね。」
ママ 大好き！
第21話
ママ「このケーキ2人で公平に分けなさい。」
妹 「お兄ちゃん、ずるい。お兄ちゃんのほうが大きい！！」
ママ「ボク。公平に分けなさいって言ったでしょ！！」
ボク「ボクの方が、体が大きいから体の大きさに合わせて、公平に分けたんだよ。」
第22話
ボク「ダメって言われると、やりたくなっちゃう。」
ボク「いいよって言われると、あんまりやりたくなくなっちゃう。不思議？？」
第23話
ママ「さっきから、何がんばってるの？」
ボク「タンスの上の箱がもうちょっとで取れそうなの。」
ボク「やったー！取れたー！！」
ママ「すごいじゃない。今度一番高いタンスの上の箱取ってみて？」
ボク「あっ。無理！！」
第24話
ボク「うーん？？？？？？？？」
ママ「何悩んでいるの？」
ボク「カエルとネコでは、どちらが頭いいのかな？」
ママ「そうね。ネコじゃない？」
ボク「ママは、カエルやネコと話せるの？」
第25話
ママ「あーあ。失敗しちゃった。落ち込むなぁ・・・・。」
ボク「ママ、ママ！落ち込んでる場合じゃないよ！」
ママ「どうしたの？」
ボク「お風呂から出たら、手がシワシワになっちゃった！」
ママ「心配しなさんな。そんなのすぐに治るわよ。」
ボク「じゃあママも心配しなさんな。すぐに元気になるよ。」
ママ「ふふ。そうね。ありがとう、ボク。」
ママ 大好き！
第26話
ボク「ワーーーー！！ ギャーーーーー！！」
ママ「大人しくしなさい！！」
ボク「大人しくってどういう意味？」
ママ「大人みたいに、静かにしなさいって事かな？」
ボク「じゃ、ボクは元気な大人になるよ。」
第27話
ママ「日本人の数と中国人の数はどちらが多いでしょう？」
ボク「知らない。興味ない。」
ママ「どっちか答えなさいよ。」
ボク「ママがお星様全部数えたら答えてあげる。」
第28話
ボク「リス→スカンク→クジラ→ラッコ」
ママ「あっ。動物のしりとりね。」
ボク「ラッコ→コアラ→ラムネ」
ママ「ラムネは動物じゃないでしょ？」
ボク「いいんだ。この本にカタカナで書いてあるもののしりとりだから。」
第29話
TVを見ながら
ボク「ママ。人殺しって悪い人なんでしょ？」
ママ「そうよ。すごく悪い人よ。」
ボク「その人は、生まれたときから悪い赤ちゃんだったの？」
ママ「そんな訳ないんじゃない。」
ボク「いつから、悪い人になるの？」
ママ「－－－－－－－。それは、いろんな原因があるのよ。」
ボク「じゃ、人が悪いんじゃなくて原因が悪いんだよ。」
第30話
ママ「ママの言う動物を絵に描いてみて。」
ボク「いいよ。わかった。」
ママ「4つ足で、体が大きく、耳も大きく、鼻が長い、なーんだ？」
ボク「でーきた！」
ママ「何これ？首が長いとか、まだら模様とか言ってないじゃない。」
ママ「こんな動物いないわよ！」
ボク「でも、ママ首が長くないとか、まだら模様じゃないって言ってないよ。」
ボク「これは、来年発見されるキリンゾウです。」
第31話
電車にて
ボク「あの人偉いよ。お年寄りの人に席を譲ったよ。」
ママ「シルバーシートだからじゃない。」
ボク「シルバーシート以外は、譲らなくて良いシートなの？」
第32話
ＴＶを見ながら
ママ「きゃー！嵐ってかっこいいよね！！」
ボク「ママは嵐が好きなの？」
ママ「もちろん！！大好き！！」
ボク「じゃあ、なぜパパと結婚したの？」
第33話
夕食にて
ママ「コラッ！また残して！！」
ママ「今は、エコの時代だから残さず食べなさい！！」
ボク「エコの時代じゃなきゃ残しても良いの？」
第34話
夕食前
ボク「今はエコの時代なんで、残したくないからボクのきらいな
料理は出さないで下さい。」
ママ「・・・・・・・。」
第35話
今日は雨・・・・。
ボク「つまらないよ。外で遊びたい。」
ママ「仕方ないでしょ。たまには、ママと過ごそうか？」
ボク「ずっと、一緒？それもいいね！！」
ママ大好き！
第36話
ママ「足し算よ。」
ママ「リンゴが３つと、ミカンが２つ。さて、全部でいくつでしょう？」
ボク「くだものが５つ」
ママ「・・ボク、すごい・・・・・・。」
第37話
ボク「トカゲ捕まえて、友達見せたら「すげー」って言ってくれた。」
ボク「そのトカゲ、ママ達に見せたら「きゃー！」って言われた。」
ボク「いつから、トカゲは「すげー」から「きゃー！」に変わるんだろう？？？」
第38話
テレビで、タレントが言い合ってる。
Ａ：「私は、ネコ派よ。ネコの方がカワイイ！！！。」
Ｂ：「オレは、断然イヌ派だよ。飼い主に忠実だし。」
ママ：「そうねぇ・・。私は、どちらかと言うとネコ派かな？」
ボク：「みんな、動物が好きなんだよ！！」
ママ：「そっか。」
第39話
ボク：「不思議。いつも仲の良い、ひろし君と運動会のため、赤と白に分かれた。」
ボク：「そしたら、ケンカした。」
第40話
ボク：「いぇーーー！！」
ママ：「どうしたの？ご機嫌ね？」
ボク：「今日は、11月19日！！」
ママ：「11月19日って、なんの記念日だっけ？？」
ボク：「なんかの記念日じゃなきゃ、喜んじゃいけないの？」
第41話
ボク：「ぜったい、ホウレン草食べないからね！！」
ママ：「食べなさいよ！」
ボク：「嫌だ。ぜーったい食べない！！」
ママ：「わかったわ。でも、もし食べるとしたら、ちょっとと大盛どちらがいい？」
ボク：「そりゃ、ちょっとだよ。」
ママ：「なら、ちょっとでいいわよ。」
ボク：「わかった。ホントにちょっとでいいんだよね？」
第42話
ママ：「おもちゃ、片付けなさい！」
ボク：「いやだ。面倒くさい。」
ママ：「じゃ、新聞とってきて、クツ揃えてから、おもちゃ片付けてよ。」
ママ：「おかあさんは、料理作ってるから。」
ボク：「わかった。」
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