何かの特徴を説明するとき、相手に一番伝えたいイメージを最後に言いましょう。最後に話したことが、一番印象に残ります。今回は、伝える順番で印象が変わるということについて考えてみましょう。
トークスキルを高める|伝えたいことは後回し
第3回 伝える順番でイメージは変わる
私の友達にA君ていうのがいるんだけどさあ。
こいつは、セコイところがあるんだけど、人にとってもやさしくてさあ・・・。
へえー、Aさんって良い人なんですね。
博士はAさんとの付き合いは長いんですか?
そうだね。もう20年以上になるかな?
それでね、□○△☓○□・・・・。
今日の博士、良くしゃべるな・・・。
そしてね。B君ていう奴もいてさあ。
こいつがね、人にとってもやさしいんだけど、セコくてさあ・・・。
セコイ人って、何か嫌ですよね?
私は、Bさんは苦手かも?セコイ人あまり好きじゃないです。
ははは。A君とB君は同じ人だよ。
???????????
マキちゃんが[????]なってしまいました。
それでは、二人の会話を見てみましょう。
A君:「セコイけど、人にとってもやさしい。」
B君:「人にとってもやさしいけど、セコイ。」
です。
同じことを言っているのに、伝える順番が変わるとずいぶんと印象が変わりますよね?
つまり、[人は、後に言われたことに影響されやすい]と言うことです。
あなたが、自己紹介をする場面があれば、最後にポジティブな面を言うようにしましょう。
「初めまして。○○と申します。私は、引っ込み思案で思ったことを言えない部分もありますが、一度決めたことは最後までやり抜く性格です。よろしくお願いします。」
良い印象ですね。
反対にしてみましょう。
「初めまして。○○と申します。私は、一度決めたことは最後までやり抜く性格ですが、引っ込み思案で思ったことを言えない性格です。よろしくお願いします。」
ちょっと頼りなく感じてしまいます。
この手法は、TV通販などでもよく使われています。
ネガティブな要因は先に述べて、ポジティブな要因を伝えて締めくくります。
「価格はちょっとお高めですが、何と言っても□□配合のこの美白効果!・・・」
⇒すごく効果がありそう・・・・。
「何と言っても□□配合のこの美白効果! でも価格はちょっと高いんです。」
⇒高いんだ・・・・・。
いかがですか?
ブログ読んでいただきありがとうございます。
今日も、きっと良い日だよ!
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