コールセンター業務、特にアウトバウンド業務(発信業務)において、単語を変えるだけで大きく成約率が変わる場合があります。今回は、実際に成果のある言い回しについて考えてみましょう。
今回は、2つお伝えします。2つとも、実際に私が試してみて効果があったものです。是非お読みください。
[ご案内] VS [ご確認]
お客様に電話をかけ最初に用件をお伝えする際に、使う単語を変えるだけで話しを聞いてくれる確率が変わります。では、見ていきましょう。
2つの冒頭分があったとします。
①「本日は、新しく開発したA商品というサプリメントの無料サンプルのご案内でお電話致しました。今1,2分よろしいでしょうか?」
②「本日は○○様に1点ご確認したいことがありお電話致しました。今1,2分よろしいでしょうか?」
この2つの冒頭分の大きな違いは、[ご案内]なのか[ご確認]なのかです。
お客様は無意識に、[ご案内]=[営業]と感じます。[ご案内]を[ご確認]に変えると、お客様は「何の確認?」とその後の話を聞いてくれます。
続きの例文を見てみましょう。
OP:「本日は○○様に1点ご確認したいことがありお電話致しました。今1,2分よろしいでしょうか?」
お客様:「はい。1,2分なら。何でしょうか?」
OP:「ありがとうございます。私どもでは、新しくA商品というサプリメントを開発しました。これは、・・・・の効果が期待できますが、」
OP:「今なら、このサプリメントを無料で試して頂けます。本日は、そのサプリメントをお送りしてよいかの確認でお電話致しました。」
[送っても良い]、[送らないなくて良い]との回答になりますが、[ご確認]を使っただけで、サプリメントを詳細をお伝えすることが出来ます。
では、もう一度、整理してみましょう。
② [ここで、商品説明や依頼内容を伝えます。]
③「②の内容(依頼内容)のご確認で電話しました。」
となります。もし、あなたの商品やサービスについて圧倒的なオファーがあれば、かなりの成約率が期待できます。少なくとも、商品説明と依頼内容まで聞いてくれる確率は高まります。
是非、お試しください。
[手数料 無料] と [手数料 当社負担]
もう1つ、お届けします。
通販などで、よく使われる言い回しです。
②「分割手数料、送料は、当社が負担いたします。」
どちらも、お客様にとっては0円になる説明です。
①の場合、お客様は[価値をあまり感じません]が、②の場合は、[本当は費用がかかるんだけど、敢えてその費用を負担するから使って頂きたい]をイメージさせることができます。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日はきっと良い日だよ!
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