仮面ライダー最終回でわかった!|AI[人工知能]が支配する世界
私の子供時代、圧倒的人気を誇っていた[第1次仮面ライダー・シリーズ]のブーム。ショッカーと言う敵をやっつけるヒーローとして現れる[仮面ライダー]というわかりやすい構図でした。
今の仮面ライダーは、イケメン俳優の起用により若い奥様達に人気だったりします。そして、人間関係が難しい・・・・。複数のライダーいたり、敵がいるのですがライダー同士も戦ったりと、1回見たくらいでは分かりません。あの、内容を子供たちが理解できているのが不思議です。
そう考えれば、私の少年時代の仮面ライダーはわかりやすいですね。
しか~し!
そんな[第1次仮面ライダー・シリーズ]にも、隠された大きなテーマがあることを発見してしまいました!
なんと、第1次仮面ライダー・シリーズは、AI[人工知能]に支配される脅威についての物語だったのです。
[AI]人工知能について、考えてみよう
マキちゃんは、AIって聞いたことある?
もちろん、知ってますよ!
Storyを歌ってるシンガーですよね?
私も、良くピアノで弾いています!
う~ん。ちょっと違うんだけど。
[AI]とは、人工知能のことなんだけど・・・。
親父ギャグですみません・・・・。
今日は、仮面ライダーの話から、
[AI]について話してみようか。
仮面ライダーに隠されていた、[AI] 人工知能の脅威
1971年~1975年にかけて放映された、第1次仮面ライダーシリーズ。
仮面ライダー1号、仮面ライダー2号、仮面ライダーV3、ライダーマン、仮面ライダーX、仮面ライダーアマゾン、仮面ライダーストロンガーまでです。
シリーズ毎に、敵の組織名が変わっていますが、ここでは[悪の組織=ショッカー]とします。
基本的に[ショッカー]という世界侵略を狙う悪の組織と、世界を守るヒーロー仮面ライダーの戦いです。
ショッカーのアジトでは、悪の首領の命令を、巨大なコンピューターを介して、悪の幹部、怪人、戦闘員に伝えられます。
数年前に気づいたんですが、実はショッカーを動かしていたのが、[AI]人工知能だったんじゃないでしょうか?そして、その事はショッカーの幹部、怪人、戦闘員も最後まで知らなかったと思われます。
それが分かるのが、仮面ライダーストロンガーの最終回です。ストロンガーが遂に[ショッカー]のアジトを見つけ、首領を倒す時がやってきます。
子ども心にワクワクします。首領は、どれだけ強い怪人なんだろう?
それに合わせて心配もします。放映時間が。残り5分くらいしか無いぞ??
首領を5分じゃ倒せないだろ???
来週続きがあるのかな????
そして、最後にストロンガーが見つけたものは、首領の白骨死体だったのです。おしまい。
この結末は、本当にガッカリしました。
でも、今考えてみれば、とても怖い話です。
だって、[ショッカー]という大組織を動かしていたのは、コンピューター[AI 人工知能]なんですよ!!
そして、[ショッカー]の誰一人もその事を知らないで、[AI]の下す命令を遂行していたんですから。
そしてこれは、かなり現実味のある話だと感じます。
それでは、[AI] 人工知能について、話していきましょう。
[AI]人工知能について考えてみよう
あまり大きく報道されていませんが、伊勢志摩サミット で、[AI]に関するガイドラインについて話されていたそうです。それだけ[AI]便利だが、使い方によっては危険でもあるのだと思います。
私の想像ですが、このサミット以降に[プログラミング学習]が小学生の必須科目に向けて動き始めたと思います。
NHK特集でも取れ挙げられてた[AI]
以前、NHK特集で[AI]人工知能をテーマに放映されました。
[AI]は、ある命令に従い経験を積んで、自ら答えを導き出す力があります。
従来のコンピューターとの違いは、
[AI]コンピューターは、与えた情報と学習によって、自ら最適な方法を作り出す
です。従来のコンピュータはあくまでも 見つけ出すのであって、自分で作りだす訳ではありません。[AI]は、私たちが学んでいく過程と近いのです。
例えば、[ブロック崩し=飛び交うボールをバーに当てて、たくさんのブロックを崩す]というゲームを[AI]にやらせてみましょう。
①最初はボールがバーに当たらず何も動きません。
②すると、偶然バーにボールが当たるとはね返り、ブロックを崩せました。
③この時、[AI]は、バーに当てるとボールを跳ね返すことが出来ることを学びます。
④そして、ボールの位置にバーを動かす行動を始めます。
⑤経験を積んで、より高い得点を得る方法を確立していきます。
これって、私たちがブロック崩しを覚えるのと変わらないですよね?
囲碁の世界では、もう[AI]が王者に君臨
人間界 囲碁チャンピオンと、[AI]界 囲碁のチャンピオンとの闘いが行われました。
①人間界チャンピオンは定石を打ちます。
②[AI]界チャンピオンは、突拍子もないところに1手打ちました。
③解説者が笑います。「所詮、コンピューターはこの程度だよ。」と
④そして、10手くらい進んでくると、解説者が青ざめます。
⑤そしてこう言います。「今、やっとAIの最初の1手の意図がわかりました。」
そう、この最初の1手は今までの誰も打ったことの無い1手だったのです。
そして、その1手は、[AI]自ら考えだした1手なのです。
この試合は、4勝1敗で[AI]が勝利します。但し、1敗は、あまりにもあっけなく負けたそうです。
この囲碁ソフトの開発者はこう言います。
[AI]に関する様々な取組みと中止
様々な企業が[AI]について開発、実験を行っています。
大阪ガスの例
大阪ガスで、故障の原因を[AI]に見つけさせる開発が行われました。経験者でもすぐに分からない故障の原因を[AI]は95%以上の確率で見つけ出したそうです。しかし、製品化されませんでした。
その理由は、どうやって見つけ出したのか、人間には分からなかったからだそうです。つまり、それは人間には制御できないことを意味します。
あるタクシー会社とNTTデータとの実験
タクシーに[AI]を装備させ、NTTデータの[人並に関するビッグデータ]と連動させる実験が行われました。タクシーのベテラン運転手は、自分の経験からどの時間帯にどの辺を走ると流れ客を捕まえるのかを知っていたりします。
が、新米運転手だとそういう訳にはいきません。その新米運転手のタクシーに[AI」を装備し、その指示に従って、タクシーを走らせます。すると、[AI]はデータ上に大して人がいるわけでもない場所を指示して、流れのお客様を捕まえることが出来ました。
実際、この[AI]を導入して売り上げが20%以上増えたそうです。
Googleで行った、アバター実験
Googleにおいて、[AI]アバターとチャットする実験が行われました。
相手との会話に合わせて、本当の友達のように会話が進められていくのです。
ある時、[AI]アバターに「ヒトラー万歳」という情報が入ってしまいます。すると、そこから[AI]アバターの性格がだんだん変わっていくのです。「資本主義は悪だ!」「今一度、ナチスを!」みたいなことをチャットで話すようになっていきます。
この実験は、すぐに中止となりました。
[AI]を使いこなせるのか?が カギ
今、日本でプログラミングの学習が注目されています。その背景には、[AI]を使いこなせるのか[AI]に使われるのかがあるのだと思います。
[AI]は最初に与えられた命令を最大限達成できることだけを考えていきます。
そして、与えられた情報を元に考えだしていきます。
つまり、どんな命令を与えるのか、その為にどういう情報や条件を与えるのかが大切になるのです。
[AI][鉛筆を作る]という命令だけをあたえると、世界中の木が1本も無くなるまで作り続けます。
そこに、自然が再現できる範囲内 などの条件や、環境汚染、温暖化などの情報を与えていく必要があるのです。
人間の役割
人間は、1つの命令に対して、様々なことが関係していることを知っています。その為、1つの行動をするのでも、他にどのような影響を与えるのかを考える力があります。
この力こそが、これからの人間の役割になるのだと思います。
その為にも[AI]を使える人間、人間が管理できる[AI]プログラミング技術が必要なのでしょう。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
今日もきっと良い日だよ!
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