「あの人は、なぜ私のことを分かってくれないんだろう?」
コミュニケーションについて、その3です。
この問題できますか? 1+2=
「DENさん。馬鹿にしないでください。答えは”3”でしょ!!」
あら?怒らせちゃいましたか。ごめんなさい。
もうちょっとだけ、お付き合いください。
次の問題です。
みかん”1” + りんご”2” = ?
答えは、”3”です。
では、何が”3”ですか?
・・・・・・・・。
そうです。
くだものが”3”です。では、
くだもの”3” + バラ”2” = ?
はい。その通り。 植物が”5”となります。
小学生って、すごい観念を教えていたんですよね?
コミュニケーションと足し算の関係?
「DENさん。足し算の意味はわかりました。でも、コミュニケーションと何が関係あるんですか?」
そうですね。それでは、一緒に考えていきましょう。
あなたに、まず知って欲しいのは、
人が興味あることは、自分のことです。
例えば、卒業アルバムをもらったとき、まず自分を探しますよね?
それから、自分の仲の良い友達や、憧れの人など、自分に関わる人を探します。
「なぜ、あの人は私のことをわかってくれないんだろう?」
はい。
自分にとって、不都合になることは行動してくれません。
ビジネスで考えてみると、
担当者にとって、不都合な提案は、どんなにすばらしい企画や提案あっても、上にあげてくれません。
例えば、担当者が社内コールセンターの責任者だとします。
この担当者に、
「コールセンターを外注にしましょう。」と提案しても、
自分の職がなくなると感じたら、動いてくれません。
でも、担当者が
コールセンターの責任を重く感じていたり、
外注にすることで評価があがるなど、
担当者にとってメリットを感じると動いてくれます。
プライベートでも一緒です。
相手がやりたくないことは、動いてくれないのです。
もし、動いてくれたとしても「あなたに嫌われたくない」とか「良い人と思われたい」という心が働いています。
でも、ずっとこの関係だったら、続かないですよね?
そこで、これを足し算で考えてみます。
お互いの目的の共通部分を探してみましょう。
Aさん:[もっと仕事をたくさんして収入を増やしたいので、残業OK]
Bさん:[収入を増やしたいけど、残業してまでやりたくない]
と意見が分かれたとします。
Aさん、Bさん の共通部分は、収入を増やしたい と言う部分になります。
そこで、
「仕事の生産性をあげて、時給をあげてもらう」
と考えてみるとどうでしょうか?
Aさん、Bさん 共に承諾してもらえるんではないでしょうか?
恋人と、休日の過ごし方を考えた時、
あなた:「ディズニーランドに行きたい。」
彼氏:「旅行に行きたい。」
で、意見が分かれました。
でも話をすると、お互いの目的が「現実を忘れたい」でした。
「現実を忘れられる休日の過ごし方」と捉えるとお互いにとって素敵な休日になると思いませんか?
図に書くとこうなります。
今日も読んでくれてありがとうございます。
今日もきっと良い日だよ。
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