死にたいほど辛い・・・。どんな状況でも、幸せになれる
北海道の大型スーパーで、死傷者4名が出る殺人事件がありました。
犯人の男は、「人生を終わりにしたかった。」と述べたとの事です。
辛いことがあったのかも知れません。
でも、どんな状況でも光は必ずあります。
突然、研修生の訪れた不幸
以前、このブログで私の受け持った研修生の奥さんが、子供を産んで間もなく亡くなった話を書きました。
彼は、ずっと東京にいたので、出産間近でも、なかなか実家に帰れず、奥様方のご両親ともうまく行ってなかったようです。
彼が、奥様の危篤の知らせを聞いて戻った時には、脳死状態だったとの事です。
彼は悩みました。奥様方のご両親からは、子供も抱く許可ももらえない。
夜眠れない、食事も喉に通らない日が数日続き、
奥様と会話も出来ないまま、息をひきとりました。
葬式後、彼から電話が入り少し話しました。
少し落ち着いたとの事で、私との電話では少し元気が感じられました。
今は少し眠れるようになったとの事でした。
私は、ただ「自分を責めないように。誰が悪いわけでもない。」とだけ伝えました。
それ以上は、何も言えませんでした。
昨日、彼のことが気になり、「元気かい?」とだけメールを送りました。
すぐに彼からメールが入り、「元気です。」と返信がありました。
耐えきれない状況での、彼からのメール
そして、メールはこう続きます。
「自分が仕事が出来ない間、研修生の仲間が自分の担当の仕事をやってくれました。」
「こんな、仲間と一緒に仕事が出来、ボクは本当に幸せです。」
私は、涙が出ました。
そして、「先生と出会えて本当に幸せでした。またみんなで一緒に会いたいですね。」
とメールが締めくくられていました。
今回の出来事は彼にとってとても大きなものだったに違いありません。
でも、そんな中でも彼は、友だちへの感謝の気持ち、一人じゃないことの幸せを感じたんです。
私には出来ないかもしれません。
本当に頭が下がる思いです。
幸せ、不幸せは、現象ではありません。
自分の心がどう捉えるかです。
私も、あらためて精一杯毎日を生きようと感じた一日でした。
今日も読んでくれてありがとうございます。
明日もきっと良い日だよ。
コメント