ヒラリー氏、トランプ氏から考える、想いの伝わり方
米大統領選も、いよいよ佳境となってきたようです。
ヒラリー氏、トランプ氏とも党代表となり、どちらが大統領に選ばれていくか注目ですよね?
国の代表となるのですから、お互いのバッシングではなく、政論で戦ってほしいとつくづく思います。
政治的内容はさて置き、
私は、英語に堪能なわけではありませんが、ヒラリー氏、トランプ氏のメッセージの届け方は違うように感じます。
テレビを見ると、字幕スーパーの影響ありますが、
ヒラリー氏は、共感を伝えよう 「皆さん、こう思いませんか?」
トランプ氏は、親分肌というか「俺について来い!」
という感じがします。
この感じ方は、どこから来るのでしょうか?
意味よりも印象が伝わります
実は、人が感じるのは言葉の意味だけではありません。
話している態度、声のトーン、速さ、間の取り方、語尾などの印象の方が
より多く影響しています。
コールセンターの研修でも伝えているのですが、
クレームでお客様を怒らせたときの話
コミュニケーター:「私はちゃんと、[申し訳ありませんでした。]と言いました。」
言っています。でも、お客さんは、誠意を感じないとカンカンです。なぜ、お客様の怒りはおさまらないのでしょうか?
それは、心が入っていないからです。
後輩が、あなたに相談に来たとき、
あなたが「相談にのるよ」って言っても、
パソコン画面を見ながら、後輩の相談を聞いてあげても
後輩は、親身になってくれてるとは感じないですよね?
コミュニケーターも「申し訳ありません」に心が入っていないと、相手には伝わらないのです。
それよりも、心を込めた「ごめんなさい」の方が、相手はわかってくれます。
言葉、文字 の方程式
言葉 =音 + 情報{意味] + 感情
だと、思います。
音と情報だけだったら、抑揚のないロボット声でも
人間的な]コミュニケーションが図れることになります。
そして
文字 = 形 + 情報[意味]
だと、思います。
文字で感情を伝えるのは難しいと、いつも思います。
言葉と裏腹な気持ちを伝える時など、どう表現すればいいんだろう???
難しいです。
まだまだ、勉強が足りないな・・・・。
話をヒラリー氏とトランプ氏に戻しましょう。
「あそこのピザが美味しい」という情報があったとして、
文言は同じだったとしても
ヒラリー氏;「ねえ。あそこのピザは美味しいと思わない?」
トランプ氏:「なあ!あそこのピザはうめーよな!なっ!!?」
と感じます。それは、2人のスピーチをしている態度、声のトーン、スピード、などからの
印象が大きく影響しているんだと思います。
無党派の人は、一緒に頑張りたいと感じる人はヒラリー氏に、強いリーダーシップを求める人は、
トランプ氏に票を入れるんではないでしょうか?
もちろん、政策あってのことですが。
何を伝えるかよりも、どう伝えるか の方が、大切なのかもしれませんね。
今日も読んでくれてありがとうございます。
明日はきっと良い日だよ
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